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もう、11月ですね。
何とか終わりましたわ、決算申告。
決算もろもろをやるようになって早4年...いつもいつも憂鬱なことに変わりはないのですが、終わった(というか終わったことにした?)後の解放感は毎度のことながら気持ち良いものです。

申告を終えたその足で、九段下にある労働局まで行ってきたのですが、これもまたメンドーでしてねぇ。「何で俺が?」的な用事で行ってきたのですが、とりあえず終えられられたので良しとしておきます。

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先日のライヴ以降更新が滞っていたキヨフミのホームページですが、明日更新するところを少々前倒しで更新いたしました。
一見情報以外の更新が無さげに見えますが、ちょこっとだけ細工をしておきました。
すぐにわかる細工なので敢えてここでは書きませんが、一部の方からのご要望にお応えするべく作りましたのでお楽しみあれ!

注意事項として、制作したアプリの都合上、IEとネスケのみのネタとなってしまっているようなので、それ以外のブラウザ(safariとかFirefoxとか...って、主にMacユーザーですけど)をお使いの方は、別途ダウンロードやら何やらしていただきたいと思います。

もちろん、次回ライヴ情報も掲載しておりますのでそちらも要チェックですよ。
ちなみに、メールニュースは明日配信する予定です。

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再発アルバムの制作も佳境に入ってきたわけですが、今回の再発アルバムの発売スケジュールに合わせて、卓上カレンダーも制作してみようかと思っております。
これは前回のeyesの編集後記にも書いたことだったのですが、思いの外(いろんな)リアクションというか反響があったことと、掲載していない写真がけっこうあるのでそれを活用出来ないかというところから生まれたプランです。

何ぶん再発アルバムの制作が遅れているので、まずはそちらを優先するのが先決ですが、何とか第二弾の発売告知に合わせられるように頑張ってみたいと思います。

もし余ったら、御歳暮代わりに配るしかないけど。。。


- | 20:08 | comments(3) | -
本当にありがとうございます。
再発アルバム発売延期について、たくさんのみなさまから賛同のメールをいただきました。本当にありがとうございます。これで心おきなく制作に勤しむことができます。

今、【ひまわり】を聴きながらこのブログを書いているのですが、こちらもいい具合に仕上がっています。既に発売から23年ほど経っているのですが、こうしてリマスタリングされてリフレッシュされたものを聴いていると、小山卓治を知っているはずもない10代や20代の方達にはむしろ新鮮かもしれませんね。

小山さんも自身のブログに書いておりましたが、先日16歳の現役高校生から再発アルバムの注文がありました。中学の担任だった先生が卓治ファンで、趣味でもあるバンド活動を通じて小山卓治の曲を歌ってくれたんだそうです。それを聴いて涙したという彼は、今度は自身が文化祭のステージに立ち、そのとき聴いた曲を披露したとのことでした、そして、それを聴いた同級生から「心打たれた」と感想を言われたんだそうです。あまり詳しく書いてしまうと人物を特定しかねないので割愛しますが、いやぁ〜、我々の知らないところで、まさかこのような展開になっているとは!
是非彼には小山卓治のライヴを“生”で観ていただきたいですねぇ。もちろんその日は、その涙したという曲はセットリストに入ることでしょう。
まだ16歳ということなので、無理強いは出来ませんが、来年3月の25周年ライヴにでも招待しちゃおうかしら?と考えているところです(期末テストとぶつからなければいいんですけど...って、何の心配?)。

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明日は、決算の申告に税務署と別件で労働局へ行く予定です。
これまで会計事務所に依頼して申告を行っていたのですが、諸事により今回は僕が行くことになりました。
5月申告とは違い、あまり混むことはないらしいのですが、どーもコノ手の業務は馴染めないですねぇ...性格的なものだとは思いますけどね。。。

話は変わってken Watanabeネタですが、ついつい買っちゃいました!
...おレンズ、それも二本も!
その内の一本は広角レンズなのですが、これがなかなかの優れもので人間の視野角をほぼケア出来できる画角の写真が撮れます。アングルに因っては、普通のレンズでは表現出来ない面白い写真も撮れそうなので使い勝手がありそうです。もう一本は、今週届く予定の望遠レンズです。現在使っているレンズの5倍ほどの焦点距離をフォロー出来るので、ステージまで距離があるライヴ会場などでは活躍してくれそうです。

まぁこんだけあれば、当面はどんな場面でも対応出来ることでしょう(あとは明るい単焦点レンズがあれば完璧!)。

昨日のコメントで、Ken Watanabeで写真集を!とありましたが、写真集とは言わないまでも、パンフレット系の20ページくらいの冊子やCD特典のブックレットなどについては前向きに考えていきたいと思います(設備投資に結構かかりましたしねぇ...償却していかんと)。


- | 21:05 | comments(2) | -
大変申し訳ありません。。。
まずは...小山卓治再発アルバム【NG!】【ひまわり】発売延期の件、大変申し訳ありませんでした。明後日の到着を心待ちにされていた方も多かったことと思います。
延期の理由は、メールニュース等でご報告した通りで、リマスタリング作業のやり直しに因るものです。

なぜこの時期にやり直したのかは、小山さんのコメントからもご理解いただけると思いますが、通常アーティストの意向だけで発売日を延期するようなことはしません。
アーティストの意向を全て汲んでいてはキリがないですし、待っているファンの方にもご迷惑をかけるだけですからね。
もちろん、小山卓治ほどのキャリアがあると誰よりもそのことを重視していますし、本当に最後の最後まで迷っていたようですが、敢えて僕から発売の延期を進言して決定に至った次第です。
それほど今回の再リマスタリングの効果は絶大で、素晴らしいものとなっています。
一台のアナログ機材を導入するだけでなぜにここまで音像が変わるのか?全く以て説明は出来ないのですが、敢えて説明すると...

・デジタル処理特有の金属的な部分が全てなくなっている。
・ヴォーカルはより前面に押し出され、演奏の明瞭さが増している。

デジタル処理をするとクリアになり音像の輪郭が綺麗になるのですが、どうしても音の響きが固くなってしまいがちです。かといってこの嫌な(というか味気ない)部分を軽減させると、今度は輪郭がボヤけヴォーカルが引っ込んでしまうので、ある程度は仕方がなかったのですが、なぜか今回導入した機材を通して仕上げるとヴォーカルが前に出て演奏はより明瞭に聴こえるという不思議な現象が起こったのです(僕や小山さんよりもエンジニアが一番驚いているくらいですから)。

こういう表現は不適切ですが、正直小山さんの過去の音源(ソニー時代)は聴けたもんじゃないです。デビュー当時から聴いているファンの方とは違い、僕の中の小山卓治像はレコードやCDではなく、アコギを掻き鳴らしながら歌っているライヴ姿なので、過去の音源(storiesは別)に関しては、音像/演奏/アレンジ全ての面で好きにはなれません。
その僕が、こうしてリマスタリング盤を普通に(仕事抜きで)聴けるようになっているということからもご理解いただけるかと思います。

新たな発売日の告知までもう少々お時間をいただくことになりますが、もう少しだけお待ちいただくようよろしくお願いいたします。
(十数年お待ちいただいている訳ですし、あと2〜3週間くらい大丈夫ですよね?)

今日届いたマスター音源です。


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先週金曜日、オーノキヨフミ@Mix Up!へご来場いただいた皆様誠にありがとうございました。昨年同様楽しんでいただけようで何よりでした。
悪徳商売の方も無事完売と相成りまして、こちらも何よりでした。

さて、11月はライヴがなく音源制作に没頭(既に完成との噂も...)する予定ではありますが、本日とあるフリーペーパーの取材(表紙&インタビューでの掲載予定)を受けたとのことです。僕は帯同していなかったため、その模様はお伝え出来ませんが11月の中旬までには配布されるとのことなので、お楽しみに。

また、12月のライヴ情報も11月1日から告知を始める予定なので、こちらもお楽しみに!


- | 20:21 | comments(4) | -
明日は雨ですが、
何とか決算の打ち合せも終わりましたが、どうやら今週末がヤマ場になりそうです。
しかしながら、ある程度目処がついたことで、先週から悶々としていた部分に陽が射してきた感じで若干肩の荷が軽くなった気がします。

まっ、気のせいかもしれませんが。。。

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さて、明日は残念ながら雨予報ですがキヨフミが写真展のイベントに参加します。
主催者の一人である金子さんとは、僕がチョコレートパフェというバンドをマネージメントとしていた2004年に彼らから紹介され、写真展に参加したことが最初の出会いでした。

残念ながらチョコレートパフェが活動を停止したことで疎遠になっていたものの、昨年金子さんから直接キヨフミに撮影の依頼があり、下北沢 CLUB Queで行なわれたイベントに来てくれていたのです。
僕は当日にキヨフミからそのことを訊いたのですが、さすがに3年振りということもあり名前を訊いても「あれ?どっかで訊いたことのある名前だなぁ」くらいにしか思いませんでした。

で、終演後に楽屋で挨拶したときに

「初めま...じゃないですよね?あー−!?」

と、二人ともその場で気付くという状況。無理もありません、イベントに参加したとはいえ、たった1日のことですし金子さんはイベント中ベロンベロンに酔っぱらってましたからね。。。(たぶん明日もそんな気が...)

その後、キヨフミが金子さんの実家(静岡)にお邪魔して撮影されたものが、去年のMix Up!に展示され、その流れでライヴ・パーティにも参加させていただくこととなった訳です。

今年は撮影する機会を作れなかった(この前のバースデーイベントで撮ってましたけどね)ため、キヨフミの写真が展示されているのかどうかわかりませんが、ライヴには参加させていただくことになっています。
次回のライヴは12月になってしまうので、短い時間(2〜30分?)ですがお時間のある方は是非お越し下さいね。キヨフミの出演時間は19:20〜となっております。
入場料は¥1,000ですが、中へ入ったら好き勝手に飲み食い出来るイベント(だったような気がする)なので、お仕事帰りに渋谷で一杯やるつもりで来ていただけると十分楽しめると思いますよ。

ちなみに、オーノキヨフミ非公認の悪徳商売が行なわれる時間は、キヨフミの出番終わり(20:00くらい?)になる予定です。
各タイトルとも5枚限定の販売なのでお早めに。


- | 21:12 | comments(7) | -
関西遠征・最終章
今月は色々と立て込んでおりまして少々ざわついております。
明日は会社の決算などの打ち合せがあり、先ほど資料作りが一段落いたしました。
毎年やって来ることなのですが、通常業務とは全く周波数の異なる業務なので頭の切り換えが大変です。。。
何にしてもやらないわけにはいかないことなのでやりますけどねぇ。

日々のことでなので、何てことはないって話を耳にしますが、経理職を選択している人のことはホント尊敬しますわ。

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さて、長々と綴ってきた関西遠征もいよいよ最終章。
ここまで来たら最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

大阪への移動時間が迫り、坂本龍馬の墓参りを諦めた我々は一路JR京都駅へ。
そそくさと急行電車へ乗り、移動中はまたまた仮眠。。。
急行に乗れたことで30分ほどで大阪駅へ到着。ライヴ会場のknaveへ歩いていけることもあり、今回の宿泊先はアメ村のど真ん中にあるホテルにしました。
(前回は少々寂れた地域だったので、食事などに困り苦労したもんで)

ササッとチェックインを済ませて、各々荷物を部屋に置き5分後にロビー集合。会場入りまで少々時間があったので「たこ焼きでも食うべ」とアメ村へ。いつもは“甲賀流”を食べる機会が多かったのですが、さすがに飽きてきたので今回は他の店にするべくホテルの前にあるたこ焼き屋へ。

京都→大阪の電車賃を僕が出していたので、キヨフミがおごってくれるとのこと。
僕はノーマルにソース味を頼んだのですが、なぜかキヨフミはチーズ味をオーダー。

「初めての店だから無難にソースにすれば?チース入り¥500もするし...」

という忠告を聞かずに待つこと5分。
出てきたチーズ入りたこ焼きを見てキヨフミ絶句!

「ソ...ソースがかかってない...そして、なぜかケチャップが横にぃ!」

と悲鳴を上げ、オーノ“食で失敗したくない男”キヨフミは食べる前から店主に質問攻め開始です。

キヨフミ:「ソースをかけて欲しいんですけど?」
店主:「チーズたこ焼きは、マヨネーズとケチャップでどうぞ」
キヨフミ「なんでケチャップなんですか?僕はソースが...」
店主:「いえいえチーズ入りですからケチャップが合いますよ」
キヨフミ:「。。。」

という押し問答が繰り広げられたのですが、残念ながらキヨフミ惨敗。。。
そして、遠目に見ていた僕のところへ戻って来るなり、

「ケチャップでたこ焼きなんか食いたかねーよ!半分コしましょうよ、ソース多めに付けていいですか?」

と、半ば強引にたこ焼きをシェアして、ホテルへ戻っていきました(だから、忠告したのにぃ...)。
僕は部屋がソース臭くなるのが嫌だったので外で食べましたが、たこ焼きはやっぱりソース味でしょう。初めて行く店ではスタンダードなオーダーをするのが一番無難ですよね?

さて、たこ焼き問答も一段落したところでようやく会場入りです。
今回はシークレットゲストがあると訊いていたのですが、会場の入り口には堂々とシークレットゲストの名前が!
(“シークレットゲストあり”と謳っている時点で既にシークレットではないような気がしないでもない)

その名は「大柴広己」。その名前を見たキヨフミは、

「何だ大柴君かぁ、どこがシークレットなんだよ!」

と笑いながら膝から崩れ落ちてました(僕はある程度予想してましたけどね)。
楽屋に入ると大柴君は先に入っていて、4ヶ月振りの再会。会って二言目にはどちらからともなくアンコールやるときはセッションしようぜ!と、この時点でアンコール・セッションが決定。
前回のイベント時もそうでしたが、大柴君とは大阪のknaveでしか会うことがないのですが、どんなに間が空いても気負うことなく打ち解けるから不思議です。
シンガーソングライターという特異な生き物は、“自分が一番”という(でないとやっていけないし)人間ばかりなので、余程ウマが合わない限りは同じフィールドにいる同種族とはあまり打ち解けないもんなんですけどねぇ。

リハーサルは、いわゆる“逆リハ”という出演順とは逆に出番の遅い人から進行していくのが基本(一番目に出演する人が最後のリハーサルになるので、セッティングそのままで開演出来ますからね)なので、まずはキヨフミから。
中一日のライヴですし、何度もライヴを行なっている場所なので、モニターの確認が終わればリハーサルもほぼ終了です。

僕は、ライヴでの撮影テストをするべくKen Watanabeでパシャパシャと撮影。でもライヴ会場は暗いので非常に難しいですね。被写体も動いているので、手持ち撮影も慣れが必要です。とりあえず明るめのレンズと、何度かチャレンジしてみないことにはまともに撮影出来ない感じです。。。

リハその1


リハその2


リハーサルも終了し、会場スタッフにチラシと予約リストを渡そうと思ったところ...ない!予約リストがない!...どうやらホテルに荷物を置いたときに忘れてしまったようで。
予約リストは替えが効かない(当たり前)ので、ホテルへ取りに行くことに。ついでに役目を終えたKen Watanabeを置いて来ようということで、キヨフミを会場に置いて一人ホテルへ。なんとな〜く、小腹が減ってきていたもののたこ焼きやお好み焼き、ねぎ焼きなどのお店しか目に入らずまた“粉もの”を食べるのは少々抵抗があったので、どこにも寄らずに会場とホテルを往復。

その後、物販コーナーでknave店長と最近のライヴハウス事情などを話して時間を潰しているうちに開場時間へ突入。そして開演後はずーっとステージを観ていたのですが、どうにもこうにもお腹が空いてきた(昼にうどん食べてから8時間も経ってるし)ので、キヨフミの出番までに食事をすることに。
アメ村方向にテクテク歩いていくと、なぜか大柴君とキヨフミが手を挙げながらやってくるではありませんか。

キヨフミ:「いやぁ〜、ギター買っちゃいましたよ!どこ行くんですか?」

僕:「メシだけど...」

と、そのときは冗談だと思っていたので深くは訊かなかったのですが、食事を終えて戻ってくると、楽屋で見慣れないギターを弾いているではありませんか!

「ホントに買ったの?外タレじゃあるまいし、ライヴ前に何してんの?」

とさすがに突っ込んでみたのですが、以前から本当に欲しかったギターだったようで、東京で買おうかどうかに迷っているうちに他の人に買われてしまったギターなんだそうです。値段も買おうとしていたときの半額以下だったこともあり、ほぼ即決で購入したとのことでした。確かに見た目はキズだらけで決して良くはないですが、音は非常に良かったですね。敢えて値段は書きませんが、とてもそんな値段で買えたとは思えないほどの代物です。

思いがけずお目当てだったモノが手に入ったことにより、キヨフミ王子俄然元気になったようでライヴも絶好調でしたね(普段からこの調子でやってくれるといいのですが。。。)

絶好調モードでアンコールへと進み、予定どおり(?)大柴君とのセッションです。二人が好きな曲「デイドリームビリーバー(タイマーズver.)」と「とんぼ」をメドレー形式で演奏したのですが、それはそれは楽しそうで何よりでした。

10.15限定ユニット“ジョニー大柴&ケニー大野”
しかし何故にこの名前???


終演後は、キヨフミが腹を空かしていたこともありホテルへ小走りで戻ったのですが、時間的に開いてる店が少ない状況。。。
さすがにラーメンやカレーは御免被りたかった(さっき食べたばかりだし)ので、軽く酒も飲めて、食事をしなくても気マズくない店(居酒屋以外)にしようとホテル周辺を探索。少し歩いたところに「大阪 王将」の看板が見え、店の前まで行ってみると空いていたので早速入ることに。小っさい二人用のテーブルに陣取り、キヨフミは

麻婆豆腐&ライス
唐揚げ(ネギソース)
餃子×2枚
春巻き
キムチ
ビール

を頼み、僕はお腹は空いていなかったのでビールのみを頼みました。
数分後、小っさいテーブルに溢れんばかりに並べられた料理をつまみにプチ打ち上げ開始です。
買ったばかりのギターの話から、ちょうど始まっていたプロ野球・クライマックスシリーズの話(キヨフミはボブ・ホーナーを知らないんですよねぇ)、そしてなぜかキャプテン翼(微妙に世代間を感じつつ)の話と訳の解らん打ち上げになっていましたが、何はともあれ3泊4日の関西遠征は終わろうとしていました...が!会計時に事件勃発!

王将だし大して高いはずもないので、僕がまとめて払おうと思ってレジまで行ったのですが、伝票を見て計算した店員曰く

「¥1,760です」

と。。。
まぁ餃子一皿¥200だし、ガッツリ食べたのはキヨフミだけなので、そんなもんだろうと支払を済ませたのですが、店を出て少し歩いてからキヨフミがポツリ。

「安すぎるでしょ?どー考えても計算間違ってますよ」

いやいやそんなことはない、あんなもんだよと一蹴したのですが、冷静に考えてみるとビールが一杯¥500、僕がお替わりしているので計3杯、ラストオーダーで梅酒サワー(¥500)も飲んだので、酒代だけで¥2,000オーバーの計算に!
振り返るとお店の明かりは消えており。。。

...仕方がないので、二人並んでお店の方向に向かい「ご馳走さまでした」と深々と礼をして今回はゴチになることにしました。

明けて16日。
11:23発の“ぷらっとこだま”だったので、時間まで新大阪駅で食事をすることに。
昨日食べていないせいか、キヨフミ王子は朝からラーメン・モード(ホント、ヤツといるとカレーかラーメンしか食わせてもらえん。。。)。
入った店のラーメンが、これまた不味くてねぇ。レジのお姉さんは愛想悪いしなぁ...と朝からゲンナリでしたが、キヨフミは絶好調で帰りの車内でもずーっとガンダムやってましたよ(なぜかNANAのコミックスを読んでたりもしてたけど)。


関西遠征を終えての率直な感想は、やはり3泊4日は長かったですねぇ。
朝から晩まで歩き続けたこともあると思いますが、それを差し引いても今回は長〜く感じました。

次回の関西遠征は春頃を予定しておりますが、出来れば他の地域に行ってみたい気も。。。
残念ながら流れてしまった名古屋公演(14日に行なう予定でした)や九州、そして北海道にも行けるように組んでみたいですねぇ。

アルバムが無事に出ることを祈るのみですが。。。


オーノキヨフミ | 23:33 | comments(4) | -
関西遠征・其の参
昨日お伝えした、10.26限定のデモCDが先ほど完成いたしました。
全て一点ものの写真にしようと思ったのですが、さすがに写真を選びきれなかった(ジャケット用に撮ってないし)ので、ロゴを2パターン作ってみました。ひとつは【avex】風で、もうひとつは【演歌】風です。同じ写真でも文字を変えるだけで方向性がガラリと変わるので面白いものです。
各5枚(くらい?)の限定販売の予定なので、敢えて“悪徳商売”に乗ってみたい!という奇特な方はお早めのご購入をば。
※“悪徳商売”前提なので、ジャケット以外はこれまで販売してきた商品と同内容となっております。 

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では、だいぶ間が空いてしまいましたが“関西遠征 其の参”を。

夕方過ぎに京都のホテルへチェックインした我々は、奈良からの移動中に仮眠を取ったものの目の前にベッドがあると我慢が出来ず、20:00集合の約束を交わし各々の部屋で休憩。

...目を覚ますと20:24。。。
キヨフミからの着信が数回残っていたものの、僕が寝ていることに気を遣ってか無料で貸出しされている自転車でキヨフミは一人京都の町へ行った後でした。
(後で訊いたらラーメン屋に行っていたとのこと、起きなくてよかった。。。)

仮眠したことで疲れも取れ、僕は徒歩で京都の町へ。
四条河原町などの繁華街は何度か歩いたことがあるものの、いわゆる普通の住宅街的なところは初めてだったので中々新鮮でしたね。
鴨川にかかる烏丸大橋から四条大橋の方まで歩き、人生初の祇園へ。
既に21:00を廻る時間帯だったので、ほとんどのお店が閉店ないし閉店準備をしているところだったのですが、まさに〈京都〉という街並はよろしかったですねぇ。大通りから一歩入るだけで、タイムスリップしたかのような空間は非常に刺激になり、さらに路地を入ると昭和のニオイがするカウンターだけの“串カツ屋(1本:¥100)”があったりして、ただ歩いて回るだけでも十分楽しめましたねぇ。
既に夜ということと、基本“方向音痴”のため深入りするとそのまま平安神宮まで歩きかねないこともあり、大通りへ戻り来た道を帰ることに。

明けて翌日。
10:00チェックアウトのため、キヨフミより先にロビーで待っていたのですが、全然キヨフミが降りて来る気配がない。。。
あと5分経って来なかったら電話しようと思っていた矢先、キヨフミから電話が...

「め...目覚ましが鳴らなくて。。。10:30までに行きます」

...致し方なくフロントに詫びを入れ、キヨフミを待つことに。
10:30、眠たそうな目をこすりながらキヨフミ王子登場。開口一番、

「僕はちゃんとセットしたのに、目覚ましがぁ、目覚ましがぁ。。。」

それを訊いて、セットするときに「鳴るかどうか?その音で起きられそうか?」と確認したかというのを訪ねると、プルっプルっと首を横に振るばかり。。。(子供か!)
まっ、旅先でこういう失敗を重ねて強くなっていくものなんですけどね。

フロントの方も快く30分の延長を受け入れてくれ、無事チェックアウトをした我々は、昨日ロケハンした四条大橋と祇園へ向かうべくタクシーへ乗車。
車内では、昨日食べたというラーメン話を訊かされつつも、いつしか話題は“関西風のうどん”へと。
キヨフミは、関西でうどんを食べたことがないらしく、関西風のうどんもあまり食したことがないとのことでした。昨日目的のラーメンを食べたことにより、今度は人生初・関西で食べる関西風うどんへトライしたいとのこと。
ただ、そこはオーノ“食で失敗したくない男”キヨフミですから、情報収集は綿密です。四条大橋に着くまでにタクシーの運転手さん相手にひたすら質問攻め。
平安神宮の近くに“権太郎”という有名店があることは聞き出せたのですが、さすがに平安神宮は遠いので「とりあえず祇園ならどこ入っても旨い」ということを聞き出した頃に四条大橋到着。

平日の午前中とはいえ結構賑わっている中、四条大橋の真ん中に陣取って撮影開始。

つい1時間前まで爆睡してました。。。


さすがに人通りも多く、気付いたら通行の妨げになり始めていたので、鴨川に降りて撮影することに。
夜は、カポー(カップルね)たちが等間隔に点在するデートスポットとして有名な場所ですが、さすがに陽の高いうちはオッサンたちが等間隔で酒を飲みながらダベっているだけなので、周りを気にすることなく撮影出来ました。

in 鴨川っぺり。


鴨川での撮影も程なくして終わり、先ほどタクシーの運転手さんから訊いた祇園へと移動開始です。キヨフミも祇園へ行くのは初めてらしく、その光景には感動しておりましたね。もともとが新撰組が活躍した幕末の時代が好きなこともあり、京都の町自体が好きなようなのですが、昔ながらの風情や情緒溢れる祇園はまた格別だったようです。
...が!そんなことも食欲には勝てないようで、所々撮影したら直ぐにうどん屋探しです。
しかしながら、11:30から営業するお店がほとんどで結局祇園では食べれずじまい。。。

大通りに戻って交番に訊いてみたところ、近くに“権兵衛”という有名店があるとのこと。早速訊いた道順に行ってみると、ありましたよ“権兵衛”。ここも11:30からの開店だったので、もう少し時間を潰そうかと店の前を離れようとして後ろを見ると、我々の後ろに行列が!
さすがに有名店というだけあって、並んで入るのが普通らしいです。。。
「危ねぇ危ねぇ、また食いっぱぐれるところだった」と改めて順番(2番手)を確保して待つこと10分。ようやく“うどん”にありつけました。

時期的に“鴨なんばん”には早いらしく、キヨフミは“鳥なんばん”僕は“親子なんばん”を注文。味は柚子の効いた出汁が特徴的だったのですが、なぜかキヨフミは

「トムヤムクンみたいだぁ、トムヤムクンみたいだぁ」

としきりに連呼しておりました。。。
お昼時ということもあり、お店も満員状態だったので食べ終わってそそくさと出てきましたが、祇園や八坂神社へ行かれる方でうどん好きの方は是非一度。

四条通から直ぐですよ。


さーて、食べ終わったあとは坂本龍馬に会いに八坂神社へ...と、その前に八坂神社前のローソンへ。。。
キヨフミ王子、うどんの味には満足したものの残念ながら腹六分目くらいにしかならなかったらしく、空腹の隙間を埋めるためにポテトチップス購入。。。
店の前でバリバリ、ワシワシと一瞬で食べお腹も満足(本当か!?)

タケノコの里でも可だとか。。。


お腹も満足となり、いざ八坂神社へ...と意気揚々(風)に書いてみたものの、既にこのころにはお互いに撮影そのものに飽きてきていたこともあり、ほぼ観光客モードになっておりました。。。
とりあえず、坂本龍馬with中岡慎太郎の像の前で撮影(既に八坂神社ではない?)をしたものの、予定していた坂本龍馬への墓へは時間的な都合で辿り着くことが出来ず、京都駅へ。

キヨフミ曰く、桂小五郎や坂本龍馬の像を観に行くことは、彼らに“筋を通す”ことなんだそうで。


そして大阪へ...
(...まだ続くのかよ)


オーノキヨフミ | 22:24 | comments(2) | -
仮装と変装は違いますから。。。
昨日はオーノキヨフミ@KAWASAKI Halloween 2007で、約5ヶ月振りの川崎フリーライヴでした。このイベントの出演オファーがあった時点で、何らかの仮装をして出演することをお願いされていたので以前からその旨は伝えていたものの、その後何のリアクションもなく。。。
何をしてくるか不安といえば不安だったのですが...まさか仮装ではなく変装してくるとは思いませんでしたねぇ。

前日に

「かつらを持って行くので大丈夫です」

と、メールがあったのですが「かつらで何が大丈夫なの?って、アンタ“かつら”なんか持ってんの?」と不思議に思ったものの敢えて詮索はしませんでした。
で、当日楽屋で待っていると、スーツ姿のキヨフミが登場。楽屋に入るなりおもむろに“かつら”を取り出し、

「あの国際弁護士って何て言うんでしたっけ?」

と、質問。。。
どう考えても答えはひとつだったので、

「ゆ...湯浅弁護士のこと?」

と答えると見事正解(しかしながら、ハロウィンの仮装テーマとしては不正解)。
「...“出オチ”じゃん」と突っ込んだものの、本人がやる気満々ですし本番45分前にして彼にしてあげられることは“かつら”を梳かすヘアブラシを買ってあげるくらいのことなので、本番前にShop99で買ったブラシで梳かしてあげて、ステージへ送り出しました。

湯浅カツラ装着中。


誰もが予想しない変装(本人的には仮装)だったので、出た瞬間にワーッと湧いたものの、案の定一瞬で終了。。。

...本人も“出オチ”になることは予想していたようなので、特にダメージはなかったようですけど。。。ただ、テンション的に予定していたセットリストをちょこちょこ変えていましたけどね。

1stステージです。


今回は2ステージ制になっており、2ステージ目の場所はルフロン・シンデレラステップスという場所の特設ステージでした。
僕は初めて一人暮らしをした場所が川崎(西口)で、気持ち的には“第二の出生地”的(故郷とはまた違う)な感覚を持った土地なのですが、その当時は“シンデレラステップス”なんてモノが出来るとは夢にも思いませんでしたけどねぇ。

そんな感傷に浸る時間は...結構あったりしたのですが、とりあえずサウンドチェックなどやることやってゆっくりしようということになり、セッティング開始です。
20分ほどでサウンドチェックが終わったものの、ラチッタと違い控え室というものがなく一応ステージの裏にイスとテーブルが用意されていたものの、外から丸見えだったので袖にいた方がいいだろうということになり、出番まで40分ほど待機。

途中キヨフミは、1ステージ終了後に“かつら”を外していたので、ヨドバシカメラの化粧室でヅラ着用のため一瞬退席。
再び“湯浅モード”で戻って来て2ステージ目開始です。

そして、2ndステージ。


人通りが多い場所ということもあり、結構な人数の人が見てくれていたようです。
終演後もお客さんがハケることがなかった(むしろ増えて前に詰めて来ている状態!)ので、「おや?」と思いイベント担当に訊いたところ、どうやら次の出演者が目的だったようで。。。
それでも物販にはたくさんの方が並んで下さり、持って行ったデモCDもほぼ完売という状況となりました。お買い上げありがとうございました。

これでデモCDの販売は終了する予定ですが、今週金曜日のMIX UP!にも若干数持って行こうかなぁと考えています。
しかしながら、みなさん既に購入されているかと思いますので、先日の関西遠征で撮影した写真をジャケットにして、10.26限定バージョンのCDにしようかとキヨフミには無断で計画中です。

(よっ!悪徳商売!)

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そして、本日のお仕事は小山卓治再発アルバムのリマスタリングでありました。
今回は4thアルバム「The Fool」で、11月末に発売する予定です。

既に四度目のリマスタリング作業ということもあり、非常に順調に作業は進みます。小山さんのリクエストとそれに応えるエンジニアとの呼吸はぴったりで、何の問題もありません...が!アルバム収録曲は順調なものの、実はボーナストラックが悩みのタネでして。。。
ボーナストラックの基本テーマとして、当時のアルバム発売時期に行なわれたライヴ音源もしくはCD化されたことがない音源(シングルのB面やアウトテイク)が前提になっているので、音源素材が非常に古いのです。

今回も二十年前のライヴ音源をカセットテープで持ち込んでリマスタリングしたのですが、カセットテープ独特のノイズが耳障りなんですよねぇ。ある意味懐かしさを感じさせるところでもあるのですが、リフレッシュされたアルバム音源と比較すると結構厳しいものがあります。
とは言え、エンジニアのテクニックで十分聴ける状態になっていますし、当時から応援していただいているファンの方には垂涎もののテイクですので、どうぞお楽しみに!
軽〜くネタをバラすと、オリジナルver.の【Aspirin】が収録される予定です。アルバムver.との違いは果たして何なのか?
(小山さん曰く、一度完パケしてプレス寸前でボツになったテイクだとか)

カセットテープ、懐かしい...


- | 22:29 | comments(3) | -
菊の季節に二羽の鷲
そして、今週はクラシックFinal・菊花賞です。
と、その前に...先週のおさらいから。

10月14日(日)東京11R 第55回 府中牝馬ステークス(G3)
3着_◎1枠1番アドマイヤキッス(岩田 康誠)
2着_○8枠15番アサヒライジング(北村 宏司)
10着_▲1枠2番ヤマニンアラバスタ(田中 勝春)
1着_△4枠8番デアリングハート(藤田 伸二)

的中はしたものの、印と着順が真逆になってしまいましたね。。。
勝ったデアリングハートは、思った以上に人気(4番人気)になっていましたが、勝ちっぷりは中々のものでしたね。東京コースでの成績が示すように得意なんでしょうねぇ。
と、いう意味では他の競馬場では“いらない”ということになります。
恐らく次走は、エリザベス女王杯かマイルCS(どちらも京都コース)なので、基本消しで。本命のアドマイヤキッスは、反対に苦手(気味?)なのかもしれませんね。
同じ左回りの中京コースは良く走るんですけど、東京はどんな相手でも“そこそこ”ですからねぇ。2着のアサヒライジングは、勝ちパターン=負けパターンという表裏一体の脚質のため、この結果は仕方ないですね。距離的にエリザベス女王杯は微妙かな?
ヤマニンアラバスタは...お疲れちゃんということで。。。

さて、辛うじて的中のレース回顧はこれぐらいにして、今週の予想をば。

10月21日(日)京都11R 第68回 菊花賞(G1)
◎6枠12番アルナスライン(和田 竜二)
○8枠18番ヴィクトリー(岩田 康誠)
▲7枠14番デュオトーン(藤田 伸二)
△8枠16番ドリームジャーニー(武 豊)

本命は、アルナスライン。思い切った選択だとは思いますが、今年の菊花賞は荒れることが前提ですので。昨今の菊花賞は上がりが早いレースが続いているので、前走33秒台の脚で突っ込んできたこの馬に期待します。オープンのレースで勝っていますし、力量的には人気馬と遜色ないかと。

対抗は、ヴィクトリー。春に比べて気性が落ち着いてきたとはいえ、前走も引っ掛かっていましたし3,000mは長いと思いますが、そこは皐月賞馬。クラシックに強いブライアンズタイム産駒ですからね。大舞台で燃える気性に期待します。

単穴は、デュオトーン。いわゆる“夏の上がり馬”という新興勢力で、穴人気になるとは思いますが、今年の競馬全体の傾向として“順調な馬が走る”ということが挙げられるので、たとえ穴人気でベタな選択でも単穴に指名します。芝の大舞台に強い血統ですしね。

押さえは、ドリームジャーニー。前走勝ったことにより、マイラーからステイヤー扱いになって来ていますが、血統的にもその要素は十分なので、父:ステイゴールド同様タフな万能タイプかもしれませんね。しかしながら、まだステイヤーとして見ていいいものか半信半疑な分の押さえ評価です。脚質的にペースに左右されるタイプですが、直線は確実に伸びて来るので、人気でも馬券を当てるためには必要かと。

昨年さんざん迷った挙げ句に、最後の最後で勝ち馬“ソングオブウインド”を切ってしまい痛い目に遭ってしまったので、今年はあまり悩まずに臨む予定です。今年の買い目なら当たれば大きいはずですし、外れても十分納得出来る理由は把握しているつもりです。どっしり構えてレースを観たいと思います。

そして、菊花賞と同じ日曜日はこのブログでも紹介している“コスモコマンダ”が初勝利を目指して福島競馬場で走ります。前走は初のダート戦で惜しくも(ないけど)3着でしたので、今回は頑張って欲しいところですね。もちろん、単勝勝って応援します。


- | 23:05 | comments(0) | -
関西遠征・其の弐
小山さんのブログにもありましたが、昨日は渋谷で取材があり終電との兼ね合いで、ブログをお休みしてしまいました。
インタビュアーの渡辺末美さんの馴染みのお店ということもあり、開店2時間前からの取材開始で、結局なんやかんや5時間ほどの長丁場のインタビューになりましたね。
と言っても、18:00以降はICレコーダーを止めて友人同士の語らいとなっておりましたけどね。
ビール→ワイン→バーボンと渡辺さんのセッティングにより、久方ぶりに洋酒一辺倒の席となり(久し振りのバーボンは旨かった!)バーボンに差し掛かる頃には、小山さんも渡辺さんもヘベレケでした。。。

その模様(ヘベレケっぷりは、掲載されませんよ)は、来年の1月下旬頃に渡辺さんのサイト〈インタビュー・オアシス〉にて掲載されるとのことですので、お楽しみに!

インタビューについては、来年までのお楽しみということで。


---

では、旅日記の続きをば。

奈良駅に着く頃には時計も24:00を廻り、駅前も真っ暗。
そんな光景にキヨフミは、

「え〜!?奈良ってこんなに寂しいの?」

と第一声。
どうも彼は、奈良という町を京都や大阪規模の大都市と考えていたらしく、いわゆるローカルな光景に驚いていたようです。かつて都のあった町にしては寂しすぎるというのが率直な感想のようです(でも、都があったのは1,300年も前なんですけどねぇ)。

落胆するキヨフミを引きずるように、駅近くのホテルへチェックイン。時間も時間なので、集合時間を確認して各々自分の部屋へ。

明けて14日。
ロビーへ集合した我々は、ガイドブックを片手に撮影行程をチェック。お互いに修学旅行で来たことはあるものの、当時は目的地から目的へとバスによる“ドアtoドア”移動だったため、どこに何があるのか皆目検討も付かない状態でして。。。
とりあえず電車で10分の法隆寺へ行くことになり行動開始。
法隆寺駅という駅があるので、そこまで行けば法隆寺まではすぐだろうと鷹を括っていたのが大間違い。
時間に余裕があることもあり、駅から法隆寺まで歩いていくことにしたのですが、法隆寺は駅から1.5kmほどのところにあり、タクシーでも¥1,000前後はかかるという距離だったのです。

日曜日で、どの店もシャッターが降りている商店街をテクテク。
ひたすら真っすぐに伸びる国道沿いをテクテク。
普通にどこにでもあるような住宅街の小路をテクテク。

ようやく辿り着いた頃には、2人とも疲れて無言状態。。。
そんな状態の中、おもむろに撮影が始まる訳ですが、我が相棒・Ken Watanabeが本格的にカメラとして起動するのも“正に今!”ということもあり、設定に四苦八苦。。。
撮るたんびに「く...暗い」「あ...明るい」の繰り返しでした。幸いウリになっているオートフォーカスやピント性能は素晴らしく全く問題なかったのですが、光の加減が非常に難しいことが解りました。

ねっ、暗いでしょ?


ねっ、明るいでしょ?


こまめに調整しながら撮影を続けていたのですが、さすがに仏閣をバックにした写真にも飽きて来て、脇道を入った所にある“いい感じに苔むした”場所があったので、今度は苔むした場所で“幕末モード”での撮影(って解りにくいですよね?)。
現在ホームページで使用している写真が正にソレなのですが、ギターを刀に見掛けて表情を“幕末の志士”を意識して撮影しました。
なぜか表情を作る際の掛け声は、

風が語りかけます...うまい!うますぎる!埼玉銘菓、十万石まんじゅう〜
(...普段、テレ玉観てる人にしかわかりませんよね?)

ホームページのNEWSページの写真を見るときは、是非この掛け声で見て下さいね(わかる人だけでいいです)。

ガイドブックを熟読中、ページはなぜか“薬師寺”


法隆寺での撮影もほぼ終わり、次なる撮影場所「東大寺」へ。
まずは電車で奈良駅まで戻る必要があるので、法隆寺駅まで戻ります...タクシーでね。
奈良駅に着く頃には、時計も12:00を廻りそろそろお腹が。。。
当初バスでの移動も考えたのですが、道すがら食事でもと三条通を奈良公園の方向へ直進。と、キヨフミが突然

「カツカレーが食いたいんすよ」

とオーダー入りました。
まぁラーメンと言わないだけマシかと、通りにある洋食屋へ。
そのお店はカツカレーが¥685(今どきここまで刻むかね?)と比較的お安い設定ということもあり入ったのですが、メニューを見ると“カツカレーオムライス”なるものもあり、僕がそれを選ぼうとすると

「俺もそれにしようかなぁ...」

と、キヨフミ。
店員がオーダーを取りにくると、オーノ“食で失敗したくない男”キヨフミは、

「カツカレーとカツカレーオムライスの違いは何ですか?」
「カツカレーとカツカレーオムライスのカツに違いはありますか?」
「カツのサイズはどれぐらいですか?」

と質問攻め。。。
結局カツカレーにしたものの、僕が頼んだカツカレーオムライスを見ながら自分の
カツカレーを貪っておりました。

食事も終わり、再び三条通を直進して行くと程なく奈良公園に到着です。
道程的に、キヨフミが見たがっていた“阿修羅像”が展示されている興福寺を経由して行く流れなので、興福寺周辺で撮影した後いざ“国宝館”へ。

中は撮影禁止なので、写真は撮れなかったのですが実物は圧巻でしたねぇ。
キヨフミのブログにも熱く綴られていますが、千手観音の神々しさや如来像の存在感などただただ感心するばかりでした。
奈良へ行く機会があったら是非行ってみていただきたい。写真と実物は全く別物です。

興福寺 in 幕末の志士


一通り中を見て回り、引き続き撮影を開始するべく国宝館を後にしたのですが...キヨフミが一向に出て来ない。。。入り口でギターを預かってもらっていたので、それを取りに行っているにしても遅すぎる...と、思っていたら、何と興福寺のパンフレット(¥1,050)を購入していたとのこと。余程気に入ったのでしょう、パンフレットを購入したことで彼の財布から紙幣が消えてしまいましたから。

奈良国立博物館と道に群れる鹿を横目に、興福寺から20分ほど歩いたところでようやく東大寺が意識出来る距離まで到達。
しかし...東大寺が近づいて来れば来るほど、徐々に鹿の数も増えて来て正門の前に来る頃には辺り一体鹿まみれ。。。
“鹿せんべい”なんて持とうものなら、あっという間に鹿に囲まれて大変なことに(あいつらどんだけ腹減ってんだ?)。

鹿も一頭だけならカワイイのにねぇ...


鹿の多さに辟易しながら、ようやく大仏殿へ辿り着いたのですが、既に我々の体力は底を尽きてしまい、ものの5分で拝観終了(拝観料が¥500だったので、1分:¥100ですね)。

5分で終わったDai-Butsu(通称:D.B...罰が当たるわ!)


帰りも鹿にまみれながらタクシーで駅まで戻ったのですが、いやぁ〜歩きました。
恐らくこの日だけで10kmくらいは歩いたのではないでしょうか?

当初、奈良から京都へ移動した後も撮影を行う予定だったのですが、さすがに2人とも疲れてしまい、京都でチェックイン後“即・爆睡”という感じに。。。

(...さらに続く)


- | 21:52 | comments(1) | -
関西遠征・其の壱
先ほどオーノキヨフミのホームページを更新いたしました。
更新といっても、写真を替えてセットリストを掲載した程度ですがお暇なときにでも見てやって下さい。
写真はまだまだた〜ぷりっとあるので、折りをみてちょくちょく替えていく予定です。

さてさて、持ち越しとなっている遠征日記。

初日は、毎度の如く東京駅で待ち合わせです。今回はライヴを行なう京都ではなく奈良に宿泊することと、生声ライヴだったのでリハーサルの必要がないということもあり、比較的遅めの出発となりました。
11:30に八重洲口で待ち合わせたものの、僕は北口、キヨフミは南口という相変わらず噛み合わないスタート。。。

「北の人間同士が南口で待ち合わせをするのは理不尽だろ!」

と、理不尽な文句を言いながら南口へ...と、行こうにも東京駅が拡過ぎて右往左往状態。
余裕を持って待ち合わせをしたはずが、合流したのが出発の10分前。
ともあれ無事に乗車出来、手元に新幹線のチケット(前回は不覚にも落としてしまいました)があるかどうか確認して出発進行。
出発してから10分くらいは、キヨフミが熱く語る“亀田一家”の話を訊いていたのですが、品川を過ぎる頃には思い思いの“ぷらっとこだま”。
僕は競馬の予想を始め、キヨフミはPSPでガンダム三昧。ほぼその状態のまま、京都まで行ったのですが、僕はともかくキヨフミはずーっとゲームしてましたね。京都まで3時間40分ほどかかるのですが、その内訳が

1.亀田話(10分)
2.PSP(3時間10分)
3.仮眠(20分)

って、凄くないですか?

「寝不足なんですよ〜」

って言ってたので、さぞや爆睡するのかと思いきや3時間ガンダムって。。。

ずーっと、この姿勢で3時間ガンダム


てな感じで、無事京都に着き会場最寄駅の「北大路」まで移動です(毎度のことながら、関西の地下鉄はお高いですよね?初乗り¥210って!)。
前回同様、SOLE CAFEの店長が車で迎えに来てくれるということだったので、店長に電話をして駅前の商店街で待ち合わせ。店長は小さいクラシックな外車に乗っているのですが、4ヶ月前と何処か違う雰囲気。決定的な違いが判らなかったので、気のせいかな?と思い、乗り込むと...

「車が壊れちゃって買い換えたんですよ!」

と一言。
それを訊いてキヨフミとハモリ気味に

「えーーー!?買い換えたのにコレですか?」

乗せていただいているにも拘らず、失礼なことを言ってしまいました。
というのもですねぇ、前回来たときも全く同じようなタイプの車で、30年ほど前のフランス車だったんですよ。そのときも

「小さいなぁ」
「狭いなぁ」
「内装が鉄剥き出しで冷たいなぁ」
「ドアの開け方が解らないなぁ」

と僕もキヨフミも思っていて、なぜに同じようなテンション(て言わないか)の車に買い換えたのかまったく理解出来なかったからです。
店長が言う理由としては「好きだから」という、誰もが納得出来る理由だったのですが。。。(店長スイマセン、また乗せて下さいね)

16:30過ぎに会場に着き、店長の奥様とも久々の再会。
既に店内は客席が用意されていて、いつでもライヴを始められる状況となっておりました。
生声ライヴなので、キヨフミがコンディションを整える程度に歌う感じでリハーサル(的なもの)終了。しばし、店長夫妻と歓談していたのですが、ライヴ前に食事をしようということになり、店長お薦めのラーメン屋「大豊ラーメン」へ。
キヨフミはチャーシューメン、僕はラーメンを頼んだのですが、チャーシューメンが結構なボリュームだったので2人でシェアしていただきました。
濃厚な醤油ベースの味でしたが、美味しかったですよ。女性にはチャーシューメンは薦められないですけどね。あと結構店長が無愛想ですが、どうぞよしなに。

これが、大豊のチャーシューメン!


SOLE CAFEに戻り、キヨフミはライヴ前の仮眠(ガンダムやってて寝てないですからね)、僕は店長夫妻としばしの歓談という時間を過ごし、その間にお客さんの並ぶ列が長くなって来たので、少々早めの開場をすることに。

ほぼ定刻どおりにライヴは始まり、予定どおり(?)に一部セットリストを変更しながらライヴは滞りなく進んでいきました。今回のような生声ライヴは、PAを使わない分喉や体力の消耗が通常のライヴと比べて大きいのですが、モニターの音や外音を気にせずに歌えるのは本質的に合っているんでしょうね。
ミスをしてもいい訳出来ない緊張感とどんなアドリブでも自分の意志で全てをコントロール出来る状況を非常に楽しんでいたようでした(言ってみれば、路上ライヴと変わらない訳ですからね、場数を踏んでいる分、むしろ得意なんでしょうね)。

残念ながら、定番曲“空にお月さま”は本気で忘れてしまったようですが、今回で2度目となる“お父さんは、心配性 in 京都”も無事に終えることが出来ました。SOLE CAFEのみなさん、ご来場いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
次回はアルバムが発売になった(はずの)春頃にお邪魔したいと考えています。2回ともソロライヴだったので、そろそろ次なる展開も考えて臨みたいところですね。

...と、まとめたいところですが、終演後キヨフミが

「俺、またラーメン食べたくなっちゃった」

って、おい!さっき食べたばっかりだし、東京駅でも食べたって言ってたじゃねーかよ!...の声も虚しく、今度はSOLE CAFEの向かいにある「たんぽぽ」というラーメン屋へ。
さすがに僕は食べる気がしなかった(食える訳がない)ので、サイドメニューの“焼きめし”をいただきました。
無理矢理の腹ごしらえを終え、撤収も終わると再び店長の運転で北大路駅へ。

春の再会を約束した後、一路奈良へ!...って、これが遠くてねぇ。。。
終電ひとつ前の電車に乗り込んだのですが、さすがに終点の奈良まで行く人は少なく、奈良まで残り三駅で車輛に残っているのは僕とキヨフミのみという状態。

そんな状況にもキヨフミ王子はひたすらガンダムでしたけどね。

奈良へ行く間も、ずーっとガンダム


ようやく奈良に着いてみると...

(次回へ続く)


オーノキヨフミ | 20:12 | comments(2) | -
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